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クラリネットデュエット本 : Sam Sadigursky 36 Clarinet Duets


sam sadigursky
duets

これは面白い!


(for english ---here )

ある時SNSから聴こえてきた音に心をくすぐられる感覚がありました。

素敵だなと思い、楽譜を入手しようと試みるも、

うまくいかず、結局作曲家ご本人に連絡を取ると、すぐ手配してくださり、PDFであっという間に手元に届きました。


"36のクラリネットデュエット" by Sam Sadigursky


Sam Sadigursky: サム・サディガースキーは、カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれのクラリネット奏者、サックス奏者、フルート奏者、作曲家です。幼い頃に短期間ピアノを習い、11歳でサックスを、15歳でクラリネットを始めました。高校時代には、ジョン・コルトレーン・ヤング・アーティスト賞、NFAAヤングアーツ賞、ミュージック・センター・スポットライト賞を受賞し、グラミー全米高校ビッグバンドのメンバーとなり、モントレー・ジャズ・フェスティバル・オールスターズの一員として日本ツアーを行いました。

サディガースキーは1997年にウィリアム・パターソン大学に入学し、2001年に卒業しました。在学中、ジェイコブ・サックス、ドン・ペレツ、エイヴィンド・オプスヴィクらと共にコレクティブグループ「スパイラルズ」としてアルバムを録音し、また日本の重鎮クラリネット奏者北村英治のアルバムジャズ・パーティーに参加しました。(wikiより抜粋、翻訳


彼は、クラリネット練習曲集を3冊出版しています。25 Clarinet Etudes Book 1 は2009年に、その後2011年に25 Clarinet Etudes Book 2 が続き、2017年には10 Extended Etudes for Clarinetが出版されました。36 Clarinet Duetsは2022年か3年にリリースされたようです。(情報間違えていたらすみません)


一つ一つがとても面白く、ミニマリストであり、レジスターキーの練習であったり、ラテンの響きであったりと、作曲者自身のコンテンポラリーやジャズに精通してきた経験が活かされており、この時代のクラリネット界こんなエチュードやデュエットがまさに必要なのではと思います。


先日多重録音、マルチトラックレコーディングで録ってみましたのでアップしてみます。

クラリネットデュエットの中の"Movie Music" という作品です。 抑揚をつけすぎると雰囲気も壊れてしまい、端的に、あっさりと、でもミステリアスな感じも出したいなと思いながら、演奏しました。





こちらは"Lament"という曲



これらの曲や楽譜に興味のある方は、作曲家に直接問い合わせてみれますので、彼のインスタで繋がってみてはいかがでしょうか?また、英語に自信がない方は、私に連絡をいただければ、氏につなぐことも可能です。


ではこの冬も練習たくさん頑張りましょう!



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