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演奏会やオーディションに向けた効果的な練習法

山口県のクラリネット教室、フジヤマクラリネットスタジオです。



人前で演奏披露する機会を作っていますか?


パフォーマンス

人前での演奏は、たとえ一人の前でも何百人の前でも、練習とは異なる特別な体験です。自分が作り上げた作品や演奏を確実に届けるには、これまでの積み重ねを十分に発揮し、たとえアクシデントが起こったとしても同じることなく、演奏を止めることなく継続、表現する力が必要です。私たちはこれを「場慣れ」と呼びますが、経験を重ね、トライアンドエラーを繰り返しながら、そのスキルは磨かれていくのです。


先日弾きあい会を開催しました。


普段、演奏を披露する機会がない方にもぜひ挑戦していただきたいという思いから、たとえ少人数でも、小さな場所でもそのような機会を設けています。

今回は、大人のクラリネットの方、そしてヴァイオリンの子供達が集まってくれました。(クラリネット以外でも大歓迎です)


まずはそれぞれソロの曲を演奏してもらいました。部屋の一部をステージに見立てて、入退場、お辞儀、演奏します。普段の練習とは場所も響きも違い、数人ですが観客もありました。


そんな中での演奏は、大抵以下のような事がよくみられるのではないでしょうか?


  1. 自信を持って(姿勢や表情も含めて)演奏できている→失敗があっても瞬時に音楽に戻り、流れを途切れさせることなく最後まで演奏を終えることができる

  2. 自分の演奏のことしか考えられず、空間や状況を察することができず、観客とのコミュニケーションも取れていない

  3. パニック状態に陥り、観客にも緊張が伝わって不快感を与え、普段の練習の成果を発揮できないうえに、思わぬアクシデントも重なってしまう


良いパフォーマンス、演奏表現とは何でしょうか?


練習の成果を十分に発揮し、自信と喜びを持って演奏できている状態――それこそが観客の心に響く、理想的なパフォーマンスの一例といえるでしょう。

では、演奏会やオーディションなどここぞという時にベストを発揮できるような効果的な練習法はあるのでしょうか?


演奏会やオーディションに向けた効果的な練習法


音楽の演奏会やオーディションに参加する際には、日々の練習が成功の鍵を握っています。以下は、本番で成果を最大限に発揮するための練習法やステージマナーについてのアドバイスです。


効果的な練習法

  1. 効率的かつ計画的な練習スケジュールの立て方


    目標設定: 長期目標と短期目標を明確に定め、それらの達成に向けた具体的な練習計画を立てましょう。

    時間管理: 毎日の練習時間を設定して実行することは大切です。ただし、疲労や集中力の低下を感じた際は、柔軟に調整する姿勢を持ちましょう。


  2. テクニックと表現力の向上


    基礎練習: スケールやアルペジオなどの基本テクニックに加え、体のストレッチ、ウォーミングアップ、正しい姿勢の確認を日課としましょう。

    表現力: 曲の背景や文脈を深く理解するため、探究心を常に持ち、さまざまな演奏を聴き、実際のコンサートに足を運んで音楽性を磨きましょう。


  3. 本番を想定したリハーサル

    模擬演奏: 家族や友人の前で演奏し、具体的なフィードバックを得ることで実践的な経験を積みましょう。

    録音・録画: 自身の演奏を記録して客観的に分析し、改善点を見つけ出しましょう。


ステージマナー

  1. 姿勢と表情

    姿勢: 楽器を構える姿勢は自然であるように、また演奏態度が観客に不快感を与えないよう、堂々とした態度を心がけましょう。

    表情: 演奏中は表情を意識的に保ち、ミスがあっても落ち着いた態度を維持できるようにしましょう。適度に観客との視線の交流を図ることも大切です。


  2. 挨拶とお辞儀

    挨拶: ステージへの入場時と演奏後は、観客に対して丁寧にお辞儀をしましょう。譜面の配置や位置の確認は、必ず挨拶の後に行います。入退場は手際よく行うことが望ましいです。

    感謝の意: 演奏後は感謝の気持ちを込めて、観客に温かな微笑みを向けましょう。


これらの練習法とステージマナーを意識し、本番で最高のパフォーマンスを発揮できるよう丁寧に準備を重ねましょう。音楽の演奏は単なる技術の披露ではなく、心からの表現なのです。自信を持って、演奏を心から楽しみましょう。効果的な練習方法については、後日、新しいアプローチを紹介していきますので、ぜひご覧ください。


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