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WASBE世界吹奏楽協会が推薦するレベルアップできる世界の吹奏楽曲:西邑由記子 "Ancient Flower"

山口県のクラリネット教室フジヤマクラリネットスタジオです


flower

WASBE世界吹奏楽協会

WASBE(World Accociation for Symphonic Bands and Ensembles)、世界吹奏楽協会は、1981年にイギリス・マンチェスターで創設された、吹奏楽のための国際組織です。


2年に一回の世界吹奏楽大会が開催され、1995年には日本の浜松で開かれました。2024年は韓国で開催され、次の2026年にはブラジルの予定とのこと。


本協会の記事にて吹奏楽のおすすめ曲を紹介しているシリーズがあり、その中で取り上げられていたのが、以前私が数曲クラリネットで取り上げた(ブログ)作曲家西邑由記子氏の作品でした。



このシリーズは、成長過程にある吹奏楽団へ世界中の優れた作品を紹介するWASBEの新しい教育プログラムで、各選曲は、リハーサルを通じて演奏者の成長を促す多様な音楽的要素を含んでおり、芸術的価値の高い音楽を紹介することを目的としているとのこと。毎回世界中のWASBEメンバーが選ぶ4~5作品を紹介しています。



2024年11月に発表されたこの記事は、ラトガース大学メイソン・グロス芸術学部の助教授兼バンド副指揮者、およびニューブランズウィック室内管弦楽団の芸術監督兼指揮者であるジュリア・バウマニス博士によって選曲されています。

グレード別に5つの作品が紹介されている中に今回の西邑由記子氏の”Ancient Flower”

が取り上げられています。


Ancient Flower (2015) by Yukiko Nishimura 西邑由記子


Ancient Flower (エンシェント・フラワー)は2015年に発表され、グレード2の難易度です。元々は弦楽合奏用に作曲されたものを作曲家によって吹奏楽にアレンジされたもの。18人からと小編成で演奏でき、難易度も高くはないです。 シンプルなメロディーが懐かしさをくすぐられます。幾重にも重なった花びらが内側から開いていくようで神秘的な響きがあります。

演奏の考慮点として挙げられているのは、初級レベルの演奏者でも対応できるよう、各楽器の快適な音域を考慮しながらも、その可能性を最大限に引き出すように作曲されているということです。繊細なメロディーにルバートが加わることでアンサンブル力が養われるなど、様々な工夫が施されています。若い吹奏楽団でも取り組みやすい作品であり、これらの要素に取り組むことで、より高度なアンサンブルへと成長していける作品だと考えられます。





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